こんにちは。名古屋池下の公認会計士・税理士の澤田です。
税理士事務所の担当者がコロコロ変わるというご不満をお持ちの経営者さんは多いのではないでしょうか。
これは税理士事務所の問題です。
担当者がコロコロ変更になる不思議
経営者の中には、税理士事務所の担当がコロコロ変わることに不満をお持ちの方が多いです。
税理士に依頼したのに、税理士が面談にきてくれたのは初回面談の1回だけ。
それ以降は、税理士試験勉強中の方、社会人になりたての人、、、
当然、質問した内容に対する回答も満足いくものではない。
なぜ、コロコロ担当者が変わってしまうのでしょうか。
理由は単純で、前の担当者が退職してしまったからです。
夜遅くまで働かされる事務所、残業代が支給されない事務所、所長が何もしていない事務所等に、このような傾向があります。
これが延々と繰り返されるため、頻繁に担当が変わることになってしまうのです。
無資格者が担当になるのはなぜ?理由は安い人件費
税理士と話したいのに、無資格者の事務所職員が定期的に訪問してくる…
税理士と契約したはずなのになぁ…
これは、税理士事務所が有資格者を採用できないからです。というか、あえて採用しないというのが本音のところです。
・有資格者のほうが給料が高い
・有資格者はいつ退職するかわからない
→
・資格がないので、給料を低く抑えることができる
・勉強中の人は勉強が終わるまでは、退職しない(はず)
このような安く、長いこと勤務してくれため、無資格者を沢山雇うのです。
税理士・公認会計士に直接担当してもらいたい
顧問料を支払うのであれば、税理士・公認会計士に直接担当してもらいたいですよね。
そのようなご希望があるのであれば、税理士・公認会計士の有資格者が直接担当する事務所を選択するようにしましょう。規模が大きい事務所になればなるほど、税理士が直接担当することは少なくなりますので、ご注意ください。
もちろん、澤田公認会計士・税理士事務所は澤田が直接担当させていただきます!
格安の税理士事務所はころころ変わりやすい。
顧問料9000円/月~とか、会社設立ゼロ円!等の広告を掲載している会計事務所は、無資格者の方がします。
この会計事務所のビジネスモデルとしては、安く大量に顧問先を集めて、安い人件費で大量に回すというものです。
となれば、コストのかかる税理士や公認会計士ではなく、新卒等で将来的に税理士になりたいなと考えている方々が担当者になることが想定されます(私自身が格安税理士事務所で働いたことがないので、正確なところはわかりませんが、そうでなければやっていけません)。
そして量を追い求める必要があるので、残業が増えてブラック会計事務所となっていきます。
と考えると、格安の税理士事務所は、
・税金なんて、誰が計算しても同じ。
・とにかく安く
・脱税してもいいから税金を払いたくない。税理士報酬も支払いたくない。
このような思考の方は、格安の税理士事務所に依頼してもいいと思います。
ただし税金は小さなことの積み重ねで、最終的な納税額が変わってきます。
専門家として当然知っているべき知識を知らないがために、税額が増えてしまった、等のケースがあります。
税理士が税金の申告書を見ればすぐに間違いや、適用できるはずの特例を行っていないことはわかります。
とにかく安くすませたい!という方は、担当者がコロコロ変わることを前提で依頼してもいいかもしれません(お勧めはしませんが)。
まとめ
自社の税理士事務所の担当が頻繁に変わる問題。
これは税理士事務所を組織的に経営している事務所に発生しがちな問題です。
反対に少人数の事務所のほうが、担当者はコロコロ変わりません(少人数がゆえ、変わる担当者がいない)。
事務所の代表税理士との距離が近く、より密な相談等ができるでしょう。
やすかろう、悪かろうという言い回しが昔からありますが、税理士事務所のサービスも同様です。
【少しだけ相談したい方向けに、スポット相談も実施中です】
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起業支援、事業承継対策、中小企業のM&Aや組織再編を得意としています。
会社設立直後で税金・会計・財務まで手が回らない経営者の方、今の顧問税理士にご不満のある方、事業承継対策に悩んでいる方、M&Aの話を金融機関等から提案されたが得な話か損する話か判断ができない方は一度ご相談ください。
税務・財務の知識の有無で経営判断は大きく変わってきます。
澤田公認会計士・税理士事務所が貴社のブレインとなって全面的にサポートさせていただきます。