こんにちは。名古屋池下の公認会計士・税理士の澤田です。
夏なのに、確定申告のページを見ていただいている方が徐々に増えてきました。
個人事業主の方にとっては、1月から8か月が経過していますからね。
領収書の整理は行っているでしょうか?まだまったくやっていない方は少しでもいいから整理に着手することをお勧めいたします。
確定申告といえば、税理士です。税理士の選び方、報酬の違いってどのようになるのでしょうか。
報酬で選ぶものアリ!ただし、申告書以上の期待はしないように。
最近は格安税理士事務所もネットで検索するとたくさん出てくるようになりました。
記帳代行が980円/月~といった一見驚かされる金額も(実際はこの金額に収まるわけもなく、なんだかんだで1万円/月になってしまうのが関の山です、入口で騙されないようにしましょう)。
個人的には、報酬が安いかどうかで税理士を判断するのは、経営判断として行うのであれば、それはそれでいいと思います。
経営者の方が、税理士なんて、法人税の申告だけしてくれれば結構、節税のアドバイス?儲ければいいんだよ、といった具合であれば、税理士報酬は決算のみだったり、格安事務所に依頼するほうが経営者の方のニーズに合っていて良いのではないかと思うのです。
もしくは、決算のみを依頼するということでも税理士報酬を下げることが可能です。ちなみに、澤田公認会計士・税理士事務所でも決算のみの申告を承っています。
ただ、以前も記事にさせていただきましたが、税理士報酬の高い安いには理由があります。必要最低限の業務を提供するのが格安事務所です。
税理士事務所ですので、テキトウに申告書を作成する、期限を過ぎてから申告書を提出する等といったことはありませんが、必要最低限の業務しか行ってもらえないと考えていただければと思います。当然、節税や経営に関するアドバイスはありません。
【税理士報酬の安かろう悪かろうは当然当てはまる?】
経営者の方が税理士から有益なアドバイスが欲しいという気持ちをもっていると、税理士事務所との間にギャップが生じてしまうので、注意してください。
経営者の方であれば当然理解していただけると思いますが、サービスには報酬が紐づいているので、少しのお金を支払えばどのようなサービスでも受けられるというのは少し違います。
経営者と税理士の間にギャップが生じる理由はこのような理由が多いです。
【税理士変更】お客様と税理士の間に期待ギャップが生じる瞬間。税理士もサービス業。
アドバイスが欲しいのであれば激安は避けたほうがよい
特にアドバイスは不要だよ、という経営者の方であれば、決算のみの申告業務を税理士に依頼するのみで顧問契約を締結する必要はないでしょう。
ただし、税務申告は1年間に1度必ず、しかも、毎年行う必要があります。
ある事象について、事前対策を行っていたのであれば無駄な税金を支払わなくてもよかった、ということが税金の世界にはたくさんあります。
税金で損をしたくないのであれば、顧問契約を締結し、随時税務相談ができる状態にしておくことが望ましいです。適切な節税対策を教えてもらえます。
顧問契約のメリットは、いつでも税理士に相談ができるという点です。
現在の顧問税理士が激安事務所であるにもかかわらず、経営に関するアドバイスがない!という不満もよく耳にします。
格安事務所の場合は特に、経営に関するアドバイスに対する報酬が含まれていません、だからこその格安報酬です。
経営に関するアドバイス等が欲しいのであれば、格安税理士は避けたほうがいいというのはこのような理由からです。
税理士の報酬はサービスの量と考えると、スッキリ腹落ちすると思います。
顧問契約の隠れたメリット
税理士と顧問契約を締結すると、実は税金以外のメリットがあります。
実は、これ結構大きいと思います。みなさん、あまり気が付いていませんが。
税理士には普段から、資金繰り、VCの紹介、不動産の購入相談、保険等、普段から多くのクライアント様からあらゆる相談や情報が集まってきます。多様なネットワークや情報の中から適切な情報をお客様に提供することが可能です。
決算のみの付き合いだと、決算の話が中心になってしまい、タイムリーなアドバイスや適切なアドバイスをするのがどうしても難しくなってしまいます。
税理士との顧問契約は、確定申告書の作成以外の目に見えない部分にメリットがあったりします。
まとめ
税務申告書だけの作成で、税金の負担が多くてもいいや!という方は、決算だけを税理士に依頼する、安い税理士に依頼するのでも問題ないでしょう。
イロイロ相談したい方は、税理士と顧問契約を締結してイロイロ相談してみてください。
とりあえず、一回澤田公認会計士・税理士事務所の澤田と話してみるかという方は、スポット相談を実施していますので、お申込みいただければと思います。対面だけでなく、電話、スカイプ等にも対応しています。
【少しだけ相談したい方向けに、スポット相談も実施中です】
創業間もないベンチャー企業やフリーランスの方のサポートに特に力をいれています。
【プロフィール】
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・スタートアップ支援
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起業支援、事業承継対策、中小企業のM&Aや組織再編を得意としています。
会社設立直後で税金・会計・財務まで手が回らない経営者の方、今の顧問税理士にご不満のある方、事業承継対策に悩んでいる方、M&Aの話を金融機関等から提案されたが得な話か損する話か判断ができない方は一度ご相談ください。
税務・財務の知識の有無で経営判断は大きく変わってきます。
澤田公認会計士・税理士事務所が貴社のブレインとなって全面的にサポートさせていただきます。