【確定申告】今年も行ってきました!確定申告の無料相談会@千種区役所

こんにちは。名古屋池下の公認会計士・税理士の澤田です。

今日は確定申告の無料相談会でした。

例年、私の所属している名古屋千種支部では確定申告の時期に1度、無料税務相談会に出席することになっています。これで何回目でしょうか。

税理士登録をしてからなので、結構な回数出席しています。

今年から名東区役所では無料税務相談を行わなくなったので、千種区役所だけとのこと。

私が担当したのも名東区の方が半分以上でした。

今日、様々な方の確定申告書を拝見したので気になったことを。

書類は全部持ってきて!

当然なんですけど、書類を持ってきていただかないと、確定申告書の作成についてアドバイスすることはできません。

税理士といえども、年金事務所等から送られてくる書類の金額までは再現できません…

郵便ポストにはDM等の不要な書類もたくさん届くと思いますが、確定申告に関係しそうな、ちょっと固めな雰囲気の書類が届いた際は、確定申告に使うかなと思って保管しておいてください。

保険会社からの通知は皆様お持ちなのですが、年金事務所等から届く書類は紛失しがちなようです…なぜだか。

とにかく、資料がないと確定申告書を作成することができないので、捨てないでください。

一般的な傾向として、書類があれば税金が減るものが多いです。

医療費控除では医療費は戻ってこない

医療費の領収書を大量に無料相談にもってきてくださる方が非常に多いです。

支払った医療費が戻ってくると勘違いして、無料相談会に持ってくるようなのですが、確定申告書で医療費控除をしたとしても医療費が戻ってくるわけではありません。

医療費控除の対象金額×税率(5%~最大45%)が戻ってくるのです。

そして、医療費控除の対象金額は医療費全額ではありません。合計所得金額と10万円のいずれか小さい方です。

確定申告をすれば、支払った医療費が戻ってくると勘違いしている方が非常に多かったので、勘違いなさらないように。

還付されるのは源泉徴収されている金額が限度

確定申告で還付されるものは、源泉徴収されていた税金です。

つまり、源泉徴収票に記載されている源泉税の金額がゼロの場合は確定申告したとしても還付金はゼロです。

先程の医療費控除の話と同じで、確定申告で医療費が戻ってくるわけではなく、税金が劇的に減るわけでもないのです。

予め源泉徴収されている税金が戻ってくる可能性があるだけです。

源泉徴収されている金額がゼロの場合は、還付するものがないので、還付金を期待してはいけません。

逆に言えば、源泉徴収票に記載されている源泉税の金額が還付される金額の最大値です。

例えば源泉税の金額が3000円の場合、還付金は最大で3000円です。それを踏まえて1)~3)のいずれの方法をご自身が選択するのかを考えていただいたほうがよろしいかと。

1)確定申告の無料相談会で4時間並ぶ

2)3000円を諦める

3)自分で確定申告書を作成してみる

平成31年からスマホでも確定申告をすることが可能になりました(事前準備が必要なので微妙ですが)。インターネットやスマホの普及により自分で確定申告ができる環境にはなってきています。一度、頭の体操を兼ねて、ご自身で確定申告にトライしてみるのもわるくないのではないでしょうか。

税金の知識がない人は損している

一般的に言われている水準よりも給与の額が多い方でも、税金に対するリテラシーがないので無料相談会にきました、という方もいらっしゃいます。

税金の制度について簡単にお話させていただくと、皆様口を合わせておっしゃるのは、「そんなこと全く知りませんでした」ということ。

日本の税制には源泉徴収と年末調整という素晴らしい制度があるため、会社経営や経理をしていないと税金に触れる機会が少ないという現実があります。

そのため大人であっても税金はさっぱりわからない、とおっしゃる方が多いです。

税金について少しでも知識があると、得することが多いので毛嫌いしないで勉強してみてもらいたいものです。

返戻金まつりが起こっている、「ふるさと納税」のことを知らない方も大勢いらっしゃいました。

保険に入りすぎ

これは完全に私見ですが、保険に入り過ぎな方が多いなと…

万が一が起きた場合に不安なのはわかりますが、それにしても保険に加入しすぎだと思いました。

それではいくらが適正なのか?と言われると難しいところなのですが、ちょっとtoo muchな人が多いなと…

ITに強くなろう!

PCで確定申告書を作成してもらえるように、無料相談会にもPCが設置してあります。

私も手書きよりもPCを使ったほうが確定申告書の作成が容易なのでPCでやりませんか?とPCのうへ促すとPCに対する拒否反応を示す方がチラホラ。

私はITやPCに全く抵抗なく、むしろ好きな方なので、使わない理由がわからない派の人間なのですが、使いたくない!手書きがいいという方の多さにびっくりさせられました。

今年(平成31年)からマイナンバーカードを持っていれば、電子申告ができるようになりましたが、マイナンバーカードによる電子申告が普及する道は遥か彼方だな…と思いました。

巷で言われるペーパーレス化の道のりも遠いんだろうなと。

ITに強くなれば、1度無料税務相談会にこれば、来年からはもう来なくても自分でできる様になるかもしれません。4時間とか5時間も確定申告のために待つ必要はなくなり、自分の好きなことに時間を使えるようになります。

ITを使う→1日にできる事が増える→どんどん成長→∞という文句のつけようのないループに入れると思うのです。

まとめ

確定申告の無料相談会で気がついたことを、ざっと書いてみました。確定申告ができないのは無理もないです。自分も税理士になってなかったら、さっぱり理解してないと思うので。

税法を学べばメリットが多いのは間違いないですが、まずはPCを生活の一部に取り組むことが先決でしょうね。便利なものを知らないっていうのは、とんでもない損失です。

少しのアレルギーであれば、最初の一歩を踏み出すだけでアレルギーは取れるはずです。

ITをもっと身近に!あれ??税金の話じゃなくなってしまった。

毎年、無料相談会に出席すると色々な人生があるなと、色々考えさせられます。

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愛知県名古屋市を中心に活動している池下・覚王山の公認会計士・税理士澤田憲幸です。
創業間もないベンチャー企業やフリーランスの方のサポートに特に力をいれています。
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はじめまして。愛知県名古屋市池下の公認会計士・税理士澤田憲幸です。

起業支援、事業承継対策、中小企業のM&Aや組織再編を得意としています。

会社設立直後で税金・会計・財務まで手が回らない経営者の方、今の顧問税理士にご不満のある方、事業承継対策に悩んでいる方、M&Aの話を金融機関等から提案されたが得な話か損する話か判断ができない方は一度ご相談ください。

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