最近気になることがあるので書かせていただきます。
専門家ってどんな人でしょうか。医師、歯科医、弁護士、税理士、会計士はわかりやすい士業でしょう。土地家屋調査士や宅建士(今年度の試験からは宅地宅建取引士として士業になりました)も名前にし”士”があるので、士業と呼ばれている専門家です。
医療機器の営業さんも医療機器については専門です。SE等のプログラマーも専門家です。
専門家って持っている知識が専門すぎるため専門家なのですよね?依頼者がわからない特殊な知識を持っているから依頼を受けるのですよね。その依頼者と専門家の間には報酬が発生しますが、どちらの立場が上でどちらの立場が下っていう話はないはずです。
会計・税務業界の話をしますと、よく聞くのが”記帳代行丸投げパック”みたいな宣伝文句です。これはキャッチフレーズが丸投げって書いてあることからも、完全に外注先で下請けみたいなイメージになってしまいますよね。これで相応の報酬をもらるのであれば問題ありません。しかし、キャッチフレーズからくる安っぽさが値引きを誘引し、安い値段だからお願いしてやっているんだぞと思われているところが少なからずあると思います。自らを安売りしてはいけない、自分をブランディングしていくのは自分の発する言葉や雰囲気であるということを改めて思い出させられます。
仕事をするにあたって、対等な立場で仕事をすることは、今まで自分が考えていた以上に大切なことのようです。そうすることでお互いが気持ちよく仕事ができ、よりよい仕事ができるはずです。