こんにちは。名古屋池下の公認会計士・税理士の澤田です。
コロナウィルス騒動が、落ち着きません。
日本だけではなく、アメリカでも発症しているようで世界的なパンデミックとなっています。なんということでしょうか…
老舗企業もベンチャー企業もコロナウィルスの影響を受けています。
こんな謎のウィルスで日本の企業、特にベンチャー企業が倒産…なんてことは絶対にあってはなりません。
名古屋のコロナウィルスに対する支援策について、まとめてみました。
愛知県
愛知県では、制度融資の拡大が行われています。
以下はHPからの抜粋です。
新型コロナウイルスに関連した肺炎の感染拡大により間接的・直接的に影響を受けている中小企業者を対象に、金融面での支援を強化するため、下記のとおり、既存の制度融資の拡充を行います。
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kinyu/yushi0214.html
元々の制度融資の融資対象者に、次の要件が追加されました(要件緩和の方向です)。
「新型コロナウイルス関連肺炎の流行による直接的又は間接的な影響を受けたことにより、最近1か月の売上高（建設業にあっては、完成工事高。以下同じ。）が、前年同期の売上高に比べて3％以上減少しており、かつ、その後2か月間を含む3か月間の売上高が前年同期の売上高に比べて3％以上減少することが見込まれる中小企業者」
売上が前年比で減少することが見込まれれば良いということですね。
いや、ちょっと待ってください。これだと設立1期目のベンチャーはどうなるのか不明です…コロナの影響で受注状況が芳しくないという声も聞きます。創業間もないベンチャーには資金繰り以外の苦難も沢山あります。せめて資金繰りの苦難からは脱出させてください。融資お願いします。
名古屋市
名古屋市においても融資の拡充が行われています。
融資制度の拡充
「経営安定資金（環境適応資金）」の制度拡充
新型コロナウイルス感染症により影響を受け、経営環境が急激に悪化している中小企業の資金繰りを支援するため、短期間の売上減少に対応できるよう、売上減少の確認期間を短縮する制度拡充を行いました。
セーフティネット保証認定
新型コロナウイルス感染症により影響を受けている中小企業者への資金繰り支援措置として、セーフティネット保証をご利用いただけます。
まとめ
コロナウィルスの影響により、売上が減少している企業に対して融資を実行しますよというものです。
コロナウィルスが原因で企業の成長が止まるのは絶対に避けて欲しいです。特に愛知県・名古屋ではやっとベンチャー企業が増えてきたところです。コロナウィルスなんかでこの流れが断ち切られるのは避けたいところ。
このような時期だからこそ、金融機関の懐の広さを見せていただきたいものであります。
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