こんにちは。名古屋池下の公認会計士・税理士の澤田です。
最近、名古屋のスタートアップ界隈の方々とお話をする機会が以前に増して増えました。
スタートアップの方々とお話しすると決まってこの話題になります。
【伸びてるベンチャーってある?】
そうなんです、みなさん他社の状況が気になっておられます。
伸びてるベンチャーに共通する点があるので今日はそのお話しです。
処理がサクサク
処理がサクサクなんです。
どのベンチャーも人材不足です。特にバックオフィス人材は枯渇状態。
スタートアップなので、どの企業も資金に余裕はありません。当然バックオフィスの業務は後回しになりがちです。
一般的には後回しにされがちなバックオフィス業務に対しても、前向きに取り組んでくれるスタートアップ企業も沢山あります。
個人的な感覚ですが、税理士や会計士が依頼したことに対して直ぐにアクションを起こしてくれるスタートアップは伸びている印象です。その意味でサクサクなのです。
反対に、税理士・会計士の依頼を放置する企業は資料整理やtodoリストの整理ができてないので、その状況が経営成績にも反映されている印象です。
動きが早い
サクサクという話と似た話になりますが、動きが早いのも特徴です。
依頼した事項について、その他の事項との優先順位の折り合いをつけ、何かしらのアクションをしてくれます。
Slackやチャットワークでの返信もそうですし、何かしらの意思表示をしてくれるケースが多い印象です。
スタートアップやベンチャー企業は本当にやることが山積みで、テンテコマイ状態だというのはよくわかります。ただ、冷静になって考えてみると、やることが山積みなのはベンチャー企業だからというわけではないはずです。会社が上場したら他にもやるべきことは増えますし、サラリーマンでも夜遅くまで働いている方も沢山います。
バックオフィス業務だからめんどうだな、よくわからないから後回しにしよう、という気持ちではなく、面倒だからこそ早く対策してしまおう!という気持ちが重要ですね。
税理士と顧問契約=全てが解決するわけではない
たまに勘違いしている方がいらっしゃるので、ここで補足しておきます。
税理士と顧問契約すると、全てが解決すると思われている方がいらっしゃいます。
が、これは契約内容によります。
記帳代行の有無、源泉税の集計は税理士がやるのか、税務署への届出書の提出、税理士の仕事は非常に多岐にわたります。
実は社会保険関係は社会保険労務士の業務ですので税理士・公認会計士の資格だけでは対応できないのです。一般的な話はできますが、回答に責任は持てないのです。
やることは増えていく→すぐやらないと溜まるだけ
事業が回り出せば事業のことを優先せざるを得なくなり、取り掛かるのが億劫になるのがバックオフィス業務です。
すぐにやる!todoリストをため込まずに事業に集中する。
単純だけど難しい、これができているスタートアップやベンチャーは着実に伸びています。
言い換えれば、やらなければならないことを着実に実行できる会社、地味ですが一歩ずつ確実に成長しています。
キラキラして見えるスタートアップにも地味業務はあります。
バックオフィスが強い会社は基礎力がある会社です。
基礎がしっかりしていなければ会社は伸びていきません。
やるべきことを着実に実行する。しっかりしたスタートアップ・ベンチャー企業が税理士・公認会計士からみた着実に伸びている会社の特徴です。
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