メンバー集め

今日の午前中は税金計算。税率差異が1円まで詰めることができた。これは単純に嬉しい。綺麗にできた。

午後からはいくつかのクライアントとweb会議。コロナ禍に入る前からweb会議を多用していたのでweb会議が一般的になって本当にありがたい。会議で共通の話題上ったのが採用。採用はどのスタートアップも上場企業も苦労している。SNSの発展により今まではアクセスできなかった情報にまでアクセスできるようになり、求職者に選択肢が与えられるようになったからか、働き方の多様性からなのか、正解はよくわからない。とにかく、どの企業も求人に悩んでいることは共通している。良い人材、会社の理念に共感してくれる人材、プログラミングができる人材、営業ができる人材、英語ができる人材、自走してくれる人材、会計がわかる人材等々理想を言えばきりがない。

ここでメンバー集めがうまくいっている会社について考えてみる。
1)リファラル採用。周囲を観察する限り、スタートアップはどうやらこれが一番多いようである。ある程度の規模の企業もリファラル採用が多い気がする。リファラル採用ができる企業は創業者が魅力的なのでしょうね。だからこそ人が集まるのだろう。
2)SNS(twitterやnote)やBosyu(もうサービス提供していない)等のネットサービスを利用して求人してるケースも多い。これはどのような方が応募してくるのかわからないので面接を重視している様子。
3)人材エージェントに課金型。お金がない初期のスタートアップではみたことがない。

結局人が集まるかどうかは、事業が魅力的、経営者が魅力的、よくわからないけど魅力的、資金が豊富のいずれかの要素が重要なのではないか。いわゆるキラキラベンチャーの方が採用難易度が低いのは経営者が魅力的×よくわからないけど魅力的の相乗効果によるものだろう。一度リファラルで採用できると似たような人材が集まってくる。そして会社の社風が醸成されていく。顧問先の1つは女性アルバイトの方が多いのだが、和気あいあいとして楽しそうである。社長を始めとして皆さん優しい雰囲気である。僕の苦手な建設業とは大違いである。

シード投資のベンチャーキャピタルの方からも、創業メンバー、入社候補者がいるのかは質問事項の一つと伺ったことがある。ベンチャーキャピタルの事業性質上、小さくまとまった事業に投資したいわけではなく、将来性を見込んで投資をするわけである。事業が大きくなるには人が必要だ。創業メンバー集めについて質問されるのは、求心力があるかを見られているのだろうな。考えてみれば、当たり前だよね。

メンバーが多ければいいというわけではないがメンバーがいないとどうにもならないという話もある。事業が一定程度回るようになるまでは資金繰りも厳しいことがあるかもしれないが、事業を大きくしたい等の希望があるのであれば採用について真剣に考える必要があるのだろう。

事業経営は難しい。

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はじめまして。愛知県名古屋市池下の公認会計士・税理士澤田憲幸です。

起業支援、事業承継対策、中小企業のM&Aや組織再編を得意としています。

会社設立直後で税金・会計・財務まで手が回らない経営者の方、今の顧問税理士にご不満のある方、事業承継対策に悩んでいる方、M&Aの話を金融機関等から提案されたが得な話か損する話か判断ができない方は一度ご相談ください。

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