こんにちは。名古屋池下の公認会計士・税理士の澤田です。
中途半端はNGというお話です。
よくある話なのですが、、、
うちはfreee入れているから大丈夫
弥生会計への入力は自分でやっているから大丈夫です
と自信満々で言われることがあるのですが、全然大丈夫じゃないケースが多々あります。
中途半端はNG。
全然大丈夫じゃないケースとしては、中途半端な状態(=要はちょっと確認すれば以上であることに気が付ける状態)になっている状況が多いです。
中途半端な代表例としては以下のようなものがあります。
・現金残高が異常に多い
・預金残高がマイナス…
・売掛金残高が異常に多い
・固定資産台帳と決算書の固定資産が一致しない
この中でも、預金残高がマイナスなのは目が当てられません。少なくとも預金残高は合わせてください…
固定資産台帳と決算書の数字が一致しないこともあります。
最大限頑張って入力していただいたのだとは思うのですが、あとから修正するのは本当に大変なのです…
中途半端にやるぐらいならやらないほうが良いとも考えられます…
依頼してみてはいかがでしょうか
クラウド会計も弥生会計への入力も、簿記の知識がない人にとってはすぐにできるものではありません。
クラウド会計ソフトのアピールとしては会計がわからなくても大丈夫という触れ込みがありますが、それでできるほど会計は簡単ではないのです。自分が簿記の勉強を始めたときも、資産・負債・収益・費用といった単語に慣れるまでに非常に時間がかかりましたし。
苦手なことに時間を大量に割くのは非効率だと思いませんか?
経営をするうえで苦手なことに時間を割いている余裕なんてないはずです。やるべきこと(記帳はもちろんやるべきなのですけど)、得意なことに時間を重点的に使ってみてはいかがでしょうか。
そう、苦手なことは専門の人に任せるのが一番良いのです。
まとめ
中途半端な状態にもかかわらず、やってます!といったところで、専門家にはきちんとできていないことは丸わかりです。
やるのであればしっかりやりましょう。やらないのであれば、ちゃんと報酬を支払う。
特に税理士と顧問契約を締結する場合に、「記帳代行オプション」をつけると割高になるということで、自分で記帳しますという方がいらっしゃいます。オプションをつけないのであればオプションはつけない、つけるのであればオプションはつける、中途半端は依頼主にも、依頼される方にもよくありません。
先日中途半端な資料をもらったので、税理士事務所の現場からお伝えしました。
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