こんにちは。名古屋池下の公認会計士・税理士の澤田です。
お盆休みも終わり、気がつけば8月中旬になりました。
私はお盆休みも、いつもと同じようにお仕事しておりました。
会計事務所は閑散期と言われる時期なのに、ありがたい限りです。
2019年は例年になくよいスタートを切ることができ、その流れにうまいこと乗れているのかなぁというのが本音のところです。
おや??という違和感には要注意
さて、本日はタイトルのとおりなのですが、最近思ったことです。
最近思ったことの一つに、仕事は取捨選択すべき。というのがあります。
やりたくない仕事や、仕事を引き受ける過程で、「おや?」と思った場合は仕事を受けるのをやめることとしています。
なぜこんなことをいちいち記載するのか?と思われる方がいらっしゃるかもしれません。僕も自分で会計事務所を経営し始めるまでは考えもしませんでした。
世の中には、自分から依頼しているのに、会計士や税理士業務はコモディティ化してるから、報酬は安くしてくれ、という謎の発言をしてくる人がいるわけです。
これ、吉野家に行って、すき家と松屋はもっと安かったから同じ値段にしてくれ、というのと同じです。
同じことを言われたらどうですか?XXXさんはいくらだったから同じ値段でいいよね、と言ってくる人に対して私は有益なアドバイスや+αのアドバイスができるとは思えません。
私はこのような発言をされた際に、「おや?」何かがおかしい、この人とは上手く付き合えないなと感じてしまいます(その方が、マーケティングや経営コンサルティングのような無形サービスを提供していると尚更)。
税理士の仕事は、「おや?」と思う人に対しては、十分な情報提供ができないと私は思っています。お互いに尊重できるというベースがあるからこそ、より有益なアドバイスをしてあげようという気になります。
値下げしろ!安くしろ!サービスの範囲を広げろ!なんていう人にアドバイスしようと思いますか?(幸い、現在のお客様にはそのような方はいらっしゃらないので良かったです)。
専門家にも仕入れはある
税務アドバイスは、製造業と違ってもの作りをするわけでもないし、成果物も目に見えないものだから、安くてもいいだろうという方はお断りさせていただいています。
私は、無形なものだからこそ、日々の知識の研鑽(これが仕入れに該当します)が重要だと思っています。知識が陳腐化してしまえば私の存在意義はありませんから。
ちなみに、単価×時間を提示してくれという相見積もお断りです(単価が高い低いの議論になりますし、時間もかかりすぎじゃないのか?という不毛な議論が発生します)。
私の事務所では、今までの税務コンサルティングの経験、組織再編に携わってきた経験値、スキーム構築の難易度、当該再編の影響額等を総合的に勘案してサービスの報酬を決定させていただいております。税務リスクや難易度が高いものは報酬も高くなります。過去の時間を仕入れとして注入してきた結果だと思います。
最後に、、、良い提案ですね、ぜひお願いします!からの、値下げ要求は勘弁してください。金額が気になっているのであれば事前にその旨を伝えてください。
まとめ
お互いに尊重できる方と一緒に仕事をすることが一番、改めてこの基本原則を大切にしていかないとなと思いました。
幸いなことに顧問先の皆様は素晴らしい方ばかりなので、これからもよろしくお願いします。
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