こんにちは。名古屋池下の公認会計士・税理士の澤田です。
今日はクラウド会計ソフトのお話です。
今まで私はMF会計押しでしたが、最近freeeに惹かれています。
なぜ?
それは簡単です。freeeの機能拡張が目覚ましいからです。
単純にそれだけ。
freeeの良いところ
・他のソフトウェアとの連携が抜群に優れている。
・freeeの開発が止まらない(non stop)
・twitterでfreeeについてつぶやくと、色々な人が使い方を教えてくれる
・使っている人が多い気がしてきた
MFの良いところ
・わかりやすい
・会計、給与、経費、請求書まで揃っている
【疑問】どっちがいいのか
私はどちらかの味方というわけでもないので、どちらがいいのかというと、どっちがいいのだろう。少し考えてみました。
ちなみにお客様の導入数で言えば、MFの方が多いですが、freeeも最近増えてきました。
会計の素養がある?ない?
会計の素養がある人は、MFの方が使いやすい気がします。使いやすいというのは語弊があり、慣れるまでの期間が短くて済むという意味です。
一方、freeeは会計の素養がある人は、とっつきにくいです。慣れるまでに時間がかかりそう。ただ、使いこなせばfreeeの方がデータの拡張性や分析のしやすさでは一歩上なのかなと思います。
経費精算システム使う?
現状、私のクライアントでfreeeを使っているのは代表取締役1名が経費の立替を行っている会社がほとんどです。
というのも、freeeの経費精算システムを利用するには高いプランに加入しなければならず…という理由です。
MFの場合は、経費精算システムのアプリが用意されているのでそちらから経費精算をすることができます。
営業系の会社だとどうしても従業員の方が経費を立替えることが多くなってしまうと思います。freeeも楽々精算等の一部の経費精算アプリと連動はできるようですが…果たしていくらかかるのか。
従業員さんに経費の立替をさせる機会が多いという点ではMF有利です。
freeeはGoogle spreadsheetと連携できる
つい先日、リリースされたのですが、freeeのデータをAPIでGoogleSpreadsheetに掃き出すことができるようになりました。
今日少し触ってみましたが、とてつもなく便利です。
どうしてもfreee上でデータを触ろうとすると、動きが遅かったのですが、Google spreadsheet上で分析等ができるようになったため自由度が格段にアップしました。
GASと組み合わせれば、予実管理も簡単にできそうです。
MFはこの類の連携が少ない気がするので、もっと頑張って欲しいです!(目指している方向性が違うから頑張る必要もないのか?この点がよくわからないです)
現金払いのレシートが多い?
クラウド会計ソフトを使っても、現金での支払いが多ければ、クラウド会計ソフトの力を100%発揮することはできません。
そんな現金支払いが多い方の味方となるのが、freeeのファイルボックスです。
これが便利。
先ほどの経費精算とも連動しますが、代表者1名の会社の場合は経費精算をファイルボックスで済ますことができるのです。
一方で、MFの場合は現金支払いの場合は一つ一つ記帳する必要があります…そこがややめんどくさい。
結論:どっちがいいのかは、相談して決めましょう
freeeがGoogle spreadsheetとのAPIを発表し時は、おおっ!!となりました。
が、そんなにこのシステムを使うのかと我に返ると、、、、です。というのは、今までのシステムでも同じような分析をすることは可能だからです。分析する際の工数が少し減ったという印象。
freeeの勢いが強い&MFは料金改定の印象が悪すぎたのはありますが、どちらを選んでも活用できれば、どこでもデータが見れますし便利だと思います。スマホでも内容を確認できますし。
大前提として、半自動的に会計ソフトに情報が集まるような仕組みづくりをする必要があります。仕組みづくりがポイントです。要するに、始めが肝心!ということ。
まずは法人用のクレジットカードとネットバンクを導入しましょう。
細かいことを考えるのはその後です。
以上、澤田公認会計士・税理士事務所は、freeeもMFも弥生会計にも対応可能です。
ご質問等があればスポット相談等にお申込みいただければと思います。
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