【ゆるい生き方】人に流されず自分の価値観を大切に。

こんにちは。名古屋池下の公認会計士・税理士の澤田です。

会計士の大先輩とお話ししていた時に、久しぶりに本田直之氏のレバレッジシリーズの話になりました。

久しぶりに本田氏の本を読みたくなり、読んでみました。

読んだ本は、「ゆるい生き方/ストレスフリーな人生を手に入れる60の習慣」です。

レバレッジシリーズが有名なので、「ゆるい」印象がないので読んでみました。

印象的だった箇所をご紹介させていただきます。

ゆるい生き方?

ゆるい生き方ってなんなんでしょうか?何も知らない人からすれば、ただの怠け者なんじゃないか?と思ってしまうのではないでしょうか。

ダラダラと「ゆるい」は明確に違います。

ダラダラとさぼることは、その場に停滞すること
ゆるい生き方は、ゆっくりと構えながらも目的地に向かって確実に前進すること

ゆるい生き方は仕事をさぼる、仕事しないということではなく、仕事については徹底的にスピードや効率化を考え、最短距離でゴールを目指し、仕事でしっかり成果をだす。そして、プライベートでは、しっかりとゆるさを保つ。そのような生き方が「ゆるい生き方」です。

仕事しない、将来が不安、収入減、自己成長の機会無しといった、堕落型のなまけものと混同しないように注意が必要です。

ゆるい生き方を送るにはドロップオフ・リスト

やることリストではなく、やらないことリスト、つまり「ドロップオフ・リスト」を作ることがゆるい生き方を送る上では大切です。

やること・やりたいことをリスト化して限定するのは可能性を狭めることにつながりかねいので、まずは自分の価値観にそぐわない「やらないこと」だけを決めて行動したほうがいい

やりたいことリストを作った方が、自分の人生でやりたいことが明確になっていいのになと思っていました。

言われてみればその通りで、「やること・やりたいことリスト」のデメリットとして、可能性を狭める可能性があるわけです。これは自分のやりたいこと・やるべきことではないので、面白そうだけど挑戦してみない、とか。

逆に、自分の信念に反すること=「ドロップオフ・リスト」であれば、自分の信念に反しないだけなので、それ以外のことであれば挑戦が可能です。つまり、可能性は無限大ということ。

ドロップオフの対象としては次のようなものが例示されています

  • 高級ブランド品
  • スーツ
  • 自動車
  • 生命保険
  • マイホーム
  • 世間体

ドロップオフリストを作る理由としては、欲望は際限なく広がっていき、欲望の対象が広がれば広がるほど「ゆるい生き方」を実践することが難しくなるそうです。

確かに、その通りで、スーツ、腕時計、自動車、マイホームは、上を見ればきりがありません。今は1着10万円のスーツが高級だったとしても、手に入れた瞬間それは自分にとって高級ではなくなってしまいます。そして、すぐに「もっと」高級なスーツが欲しくなります。

これでは欲望に縛り付けられ、朝から晩まで仕事漬けになってしまうかもしれません。。。

そこで、ドロップオフ・リストを作成することで欲望と自分自身の生活を切り離すことで、ゆるい生活が可能になります。

つまり、ゆるい生き方をしたいのであれば、欲望をドロップオフする必要があるのです。

欲しいものは全て手に入れて、なおかつ働かない、という都合の良い世界は存在しません。

「本当に足りないのか?」を考える

ある統計によると、人は「どれくらいの資産があれば安心で満足か」と問われると常に倍を言ってしまうそうです。

10億円の資産を持つ人であれば、20億円…

憧れのスポーツカーが欲しかった人が1台をやっと手にしたら、もう1台が欲しくなる(このような歯医者さんを何人か知っています…飽き足りないんでしょうね)。

人間は、「もっともっと」と考えてしまう生き物のようです。

年収が500万円だった人が、年収1000万円を目指す。

見事、年収1000万円を達成したら、次は年収2000万円を目指す…「もっともっと」です。

これでは、年収は増えるが仕事も増える、忙しくなってお金を使う機会がないという状況に陥ってしまいます。

そうすると、いつまでも心のゆとり、余裕は増えません。

年収500万円時代の方が、心にゆとり、余裕があったのではないでしょうか。

何事も「もっともっと」と思って生活していると、いつまでたっても時間やゆとりを手に入れることができないです。

モノやお金は「もっともっと」の対象になりやすいです。

自分や家族にとって、どのバランスが一番いいのか?ということをしっかりと把握する必要があるなと改めて実感させられました。

自分にとっての居心地の良い生活が一番

本田氏のゆるい生き方を読んだ一番の収穫は、自分にとっての居心地の良い生活・ストレスフリーな生き方を実践するためには、「世の中に流されない」というのがポイントなんだろうな、と再認識できたことです。

会社に勤めの時は、同期の昇進、先輩後輩等からの評価評判が気になります。自分がその会社で出世しようとしは思っていなくても、現実問題として、近くにいる他人から評価されるわけです。気にするなと言われても気にしないことは難しいです。その組織での居心地にも関わってくるので。

私にとってはこれらは「カリカリした生活」の原因でした。

*カリカリした生活:ストレス、追われている感、もめごと、嫌い・好き、疲れる要素が満載の生活。

私は独立開業して、会社に勤務していたころのストレスから完全に開放されました。「カリカリした生活」の原因となっているものと、距離を置けたからでしょう。

その点で、「ゆるい生き方」に近づけている気がします。当然、食べていくため・家族を養うために仕事は今後も全力です。

その仕事に関して言えば、好きな人、好きなお客様、好きな先輩と一緒にお仕事をさせていただいているので、仕事上のストレスはほぼゼロです。

「ゆるい生き方/ストレスフリーな人生を手に入れる60の習慣」にも、書いてありました。

寝つきがいい人で後ろ向きの人はいません。

うん、布団に入ればすぐに眠れる自分は、ストレスフリーなんだなと。

これからも、ものごとは常に前向きに考えて、ポジティブに、世間に流されず、楽しく過ごしていきたいです。

まとめ

ゆるい=怠け者ではないので要注意。

仕事や自己成長を日々しつつ、「ゆるく、楽しく、ストレスフリーな毎日」を送れるように、まずは「ドロップオフ・リスト」を作成してみようと思います。

頭の中で考えているだけでは、世の中は何も変わりません。具体的な行動や習慣を変えていくことで、自分をしめつけている数々の「制約」から解き放たれることができるのではないでしょうか。

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愛知県名古屋市を中心に活動している池下・覚王山の公認会計士・税理士澤田憲幸です。
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はじめまして。愛知県名古屋市池下の公認会計士・税理士澤田憲幸です。

起業支援、事業承継対策、中小企業のM&Aや組織再編を得意としています。

会社設立直後で税金・会計・財務まで手が回らない経営者の方、今の顧問税理士にご不満のある方、事業承継対策に悩んでいる方、M&Aの話を金融機関等から提案されたが得な話か損する話か判断ができない方は一度ご相談ください。

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