こんにちは。名古屋池下の公認会計士・税理士の澤田です。
確定申告書は作成しようと思う、、、納税の場合はどうやって納税したらいいのかわからない!といった方(仮想通貨による所得がある方々はその典型かと)。
確定申告は申告書を提出して終わりではありません。納税までしてこそ、真の完了です。あまり表に出てこない納税方法についてご紹介しています。
納税方法は大きく分けて4種類
国税庁のホームページで納税方法は紹介されています。
1.金融機関の窓口で納税
納税方法としては一番わかりやすいです。
金融機関にお金と、納付書を持参すれば納税することができます。
金融機関ではなく、所轄税務署でも納税ができるは、盲点かもしれません。ただし、3月15日前後の税務署は非常に混雑しています…
納付書はどこにあるの?
税務署にいけば必ずあります。
金融機関にもあるはずですが、最近は金融機関には納付書を置いていないケースが多いようです。最寄りの金融機関に納付書がない場合は、税務署へお尋ねください。
納付書がなければ納税してもらえませんから、税務署も親身に対応してくれるはずです。
2.振替納税
引き落とし金融機関を事前に登録しておくことで、登録した金融機関の口座から税金が引き落とされる制度です。
所得税及び復興特別所得税、個人事業者に係る消費税及び地方消費税で利用が可能です。
振替納税のメリット
・金融機関へ納税をしに行かなくても良い
・振替日が、3月15日ではなく、平成30年の場合は4月20日。普通に納税するよりも支払日が後になる。
3.インターネット等を利用して電子納税する方法
インターネットバンキングを利用して、電子納税もすることが可能です。
ネットバンクを利用している方にとっては、この方法が一番便利かもしれません。
注意点
振替納税よりは簡単ですが、事前に登録が必要です。
利用者識別番号がなければインターネット等を利用して電子納税をすることができません。
4.クレジットカードで納付する方法
クレジットカードで税金が支払えるようになりました。
ただし、クレジットカードで納付する場合には、決済手数料がかかります。決済手数料は最初の1万円までは76円(税別:税込82円)、以後1万円を超えるごとに76円(税別:税込82円)を加算した金額です。結構いい金額の決済手数料を徴収されます。
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/nozei-shomei/credit_nofu/index.htm
決済手数料は取られますが、クレジットカードが使えるのは便利ですよね。
まとめ
納税の方法は昔は納付書方式しかなかったので、多様化してきました(クレジットカードまで利用できるだなんて!)。
ネットバンクからの納税は、少し敷居が高いと感じてしまうかもしれませんが、通常の振込と大差ありません。
3月15日まで時間があるのであれば、納付書方式ではない方法を試してみるのも一つの手かもしれませんね。
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愛知県名古屋市を中心に活動している池下・覚王山の公認会計士・税理士澤田憲幸です。
中小企業のM&A、事業承継、スタートアップ支援を得意としています。
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