時間は会社を経営する経営者にとって一番大切な資源ではないでしょうか。
経営者でなくても、大量の業務に追われているサラリーマンにとっては時間というリソースがもっとあればと思うことは多いと思います。
しかし、大量の業務を抱えているにも関わらず、残業もなしにテキパキ仕事をこなす人がいるのも事実です。
時間に追われている人と、仕事上手なテキパキさんには決定的に違うことがあります。
1.時間はすぐになくなるということに気付いている
そうです、時間はボーとしていても過ぎてしまいます。私はこのことに気が付くまで随分と時間がかかりました。
考えてみれば当然のことですが、人間には寿命があります。
仮に80歳で寿命、現在40歳だとします。残り40年×365日×24時間×60分×60=1,261,440,000秒が寿命までの秒数が着々となくなっていくのです。
時間は使わなくても消えてなくなっていきます。この80歳までの1,261,440,000秒の質を高めることができるのかを意識することで時間上手になることが可能です。
時間上手さんは1日24時間を最大限に活用し、最大限の効果を生み出しています。逆に、時間に追われている人は、この1秒1秒の時間の使い方が時間上手さんに比べて下手くそなのです。
2.やろうと思っていても、後回しにしてしまう癖が染みついている
時間に追われている人は、やるべきことを認識していたとしても、その仕事にすぐには取り掛からない。まだ時間があると思い安心してしまうのです。そして、切羽詰まるまで同僚とおしゃべりしたりコーヒータイムをして貴重な時間を浪費している傾向にあります。
そして、常に時間がない時間がないと夜な夜な残業をするはめになるのです。
このような時間がないない、時間に追われている人達は、つまるところ自分自身を管理できていないのです。
時間を管理するという前に、自分自身を管理することができていないので、ダラダラと楽な方に流れてしまいます。よく耳にする言葉ですが、「落ちるのはあっという間だよ」という言葉は昔から耳にしますが、文字以上の重みを感じます。山登りを想像してみるとわかりやすいかと思います。富士山に登るのは富士山を下山するのに比べて非常に時間がかかります。一度、休憩をすると、もう歩き始めるのが嫌になります。
自分の管理も同様です。一度楽なことを覚えてしまうと(サボる)、厳しいほうに進むためには想像以上のパワーが必要です。
後回しにする癖が体に染みついてしまっている場合、自分のやるべきことができたら、少しでもいいので取り掛かるという癖をつけて習慣化しなければ時間上手になることはできません。
3.後回し癖を解消するには・・・
後回し癖を解消し、自分自身をコントロールできる人間になるためには、後回し癖があるかぎり自分は変わることができないという強い危機感を持つことです。危機感がないと、人間楽な方に流れてしまいます。そして、やっぱりできなかった…と残念な気持ちになるだけですから。
強い危機感を持つことと同時に、近い将来の目標を立ててみることも悪い癖を解消することに大きな力を発揮すると思います。
自分の目標と、寿命までの秒数を考えてみることで自分自身には残された時間がそれほど多くないことに気が付くはずです。
残り時間が多くないと気が付くことができれば、あなたは時間の重要性を認識し、無駄な時間を過ごすことなく目標に向かって一直線に進むことが可能になるでしょう。
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私も時間を上手に活用できているかと言われたらまだ全然できていません。
1日24時間ということだけは人間に平等に与えられていることを常に意識しながら生活したいと思います。
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起業支援、事業承継対策、中小企業のM&Aや組織再編を得意としています。
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