財務デューデリジェンス(財務DD)

財務デューデリジェンス(財務DD)とは

買収対象会社の財務について、経営成績、財務状況、資金繰り、簿外債務等の有無を調査や、買収対象会社の収益力についての検証を行う業務のことを一般的に財務デューデリジェンス(以下、財務DDとします)と呼んでいます。

財務DDでは、貸借対照表及び損益計算書といった財務諸表を精査することで買収対象会社が過大評価されていないか、何か粉飾を行っていないか、重大な簿外負債を有していないか等の検証が可能です。

アドバイザーがいるのにDDは必要なの?

多くの場合、買い手企業にはファイナンシャルアドバイザーや仲介会社から対象会社ついての説明を受けていると思います。アドバイザーがついているのに、更に専門家に依頼して財務DDをする必要があるの?とお思いになる方もいらっしゃるはずです。

この点については、安心のために、独立した立場である公認会計士に、公平なチェック/リスク検出をしてもらうと考えてみてはいかがでしょうか。

良いファイナンシャルアドバイザーや仲介会社であれば、粉飾があれば粉飾については事前に買い手企業には伝えていると思いますし、重要な簿外債務があれば事前に伝えているはずです。ただし、全てのアドバイザーが重要な財務情報を適切に伝えているかと言われれば、正直わかりません。その隙間を外部の専門家による財務DDで埋める/新発見をしにいく、というイメージです。

誰に依頼したらいいの?

個人的には財務DDは公認会計士に依頼することをお勧めします。顧問税理士でも構いませんが、財務DDは経験値がモノを言いますし、M&A自体に不慣れな顧問税理士も少なくありません。財務DDを実施すればいいわけではなく、M&Aに精通している公認会計士(税理士)に依頼しましょう。

代表の澤田は中小企業M&Aに長年携わっているため、ポイントを押さえた財務DDを得意としています(財務DDの契約主体は合同会社YUコンサルティングになります)。

特徴1:適切な報酬

財務DDの経験豊富な公認会計士が業務を担当します。過剰な人員を投入せず、必要メンバーのみで対応しますので、対象会社の規模、所在地等次第ではありますが、100万円を切る報酬水準による業務の実施も可能です。

特徴2:全国対応可

愛知県、東京都、神奈川県、大阪府、福岡県、岐阜県、三重県等、日本各地の財務DDを実施した経験があります。

出張対応も当然可能です。

特徴3:各種スキームの立案・株価評価にも対応可能

M&Aに長年携わっているため、各種スキームに対応が可能です。また、財務DD後の株価評価はもちろん、買収スキームの立案、実行までサポートすることが可能です(これらの業務は財務DDには含まれないため、別途お見積もりになります)

報酬

財務DDの報酬は、対象スコープ、売上規模、業種、事業所数、案件の性質を総合的に勘案してご提示させていただいています。

例(株式譲渡の場合/事業譲渡、会社分割は別途お見積り):

対象会社の売上高1億円:財務DD(時価純資産の算定及び正常収益力):100万円~

対象会社の売上高20億円:財務DD(時価純資産の算定及び正常収益力):300万円~

公認会計士・税理士澤田憲幸に問い合わせしてみる

はじめまして。愛知県名古屋市池下の公認会計士・税理士澤田憲幸です。

起業支援、事業承継対策、中小企業のM&Aや組織再編を得意としています。

会社設立直後で税金・会計・財務まで手が回らない経営者の方、今の顧問税理士にご不満のある方、事業承継対策に悩んでいる方、M&Aの話を金融機関等から提案されたが得な話か損する話か判断ができない方は一度ご相談ください。

税務・財務の知識の有無で経営判断は大きく変わってきます。
澤田公認会計士・税理士事務所が貴社のブレインとなって全面的にサポートさせていただきます。
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